
越谷市が配布している電子クーポン「がやポン」について、アプリ登録の手続きが煩雑で面倒という声が一部のユーザーから上がっています。
実際にアプリ利用を選ぶ場合、メールアドレス登録やパスワード設定、氏名・住所・電話番号・生年月日といった個人情報の入力が必要で、手順がやや複雑との指摘があるようです。
この記事では、なぜアプリ登録にこれだけの手間がかかるのか、紙カード型のまま使う場合との違いは何なのか、実際の利用者の声を交えながら整理していきます。
越谷市「がやポン」の基本情報

まず、「がやポン」の基本的な仕組みを確認しておきます。
「がやポン」は、埼玉県越谷市が独自に実施している食料品等物価高騰対策支援の電子クーポンです。
国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」を活用し、食料品などの物価高騰による市民生活の負担を軽減するとともに、市内での消費を促して地域経済を下支えすることを目的としています。
給付額は市民1人あたり3,000円分が基本で、住民税非課税世帯にはさらに1世帯あたり5,000円分が加算される仕組みです。
配布形態は、原則としてカード型電子クーポンが全世帯に郵送される方式で、申請手続きは不要です。
2026年4月27日から各家庭への郵送が開始され、全世帯への配布完了は6月末頃の見込みとされています。
利用期限は2027年2月28日までで、越谷市内の登録加盟店で使用できます。
加盟店にはスーパー、ドラッグストア、飲食店、個人商店など幅広いジャンルが含まれており、イオンレイクタウンなどの大型商業施設でも利用可能です。
紙カードとアプリ、2つの決済方式
「がやポン」の利用方法は、大きく分けて2つあります。
カード型のまま使う(ストアスキャン方式)
郵送で届いたカード型電子クーポンをそのまま使う方法です。
お店で会計の際にカードを提示すると、店舗側の端末でカードに印刷されたQRコードを読み取って決済する「ストアスキャン方式」で利用できます。
スマートフォンを持っていない方や、アプリ操作が苦手な方でも、カードを提示するだけで簡単に使えるのがメリットです。
アプリに取り込んで使う(ユーザースキャン方式)
公式アプリをインストールし、カードの残高をアプリに移行して使う方法です。
この場合、利用者側のスマホアプリで店舗設置のQRコードを読み取って決済する「ユーザースキャン方式」になります。
カードを持ち歩く必要がなく、スマホだけで決済できる点が便利ですが、一度アプリに残高を移行すると、紙カードには戻せないという注意点があります。
また、店舗によって対応している決済方式が異なるため、自分が利用する店舗がどちらの方式に対応しているか事前に確認する必要があります。
アプリ登録が「面倒」と言われる理由
アプリ利用を選択した場合の登録手順は、以下のようになっています。
- 公式アプリのインストール
- メールアドレス登録とパスワード設定
- 利用規約への同意
- メールで届いた確認コードの入力
- 名前・住所・電話番号・生年月日など個人情報の登録
- ログイン後、「紙カード版から残高移行」メニューでカードのQRコードを読み取り、残高移行
この一連の手続きがやや煩雑で、特に高齢者には分かりにくいとの声が上がっています。
また、ログイン有効時間が約8時間とされており、それ以降は再ログインが必要になる点も、手間に感じる人がいるようです。
なぜここまでの個人情報入力が必要なのかについては、電子決済システムとしての本人確認や不正利用防止のためと考えられます。
電子クーポンという形態上、誰が使ったのか、どこで使われたのかを記録し、不正な二重利用や転売を防ぐ仕組みが必要になります。
また、残高管理や利用履歴の表示といった機能を提供するためにも、ユーザーアカウントの作成が必須となるのでしょう。
とはいえ、紙カード型であれば個人情報の追加登録なしで使えるため、わざわざアプリに移行する必要性を感じない人も多いと思われます。
市役所が登録サポート窓口を設置
こうした状況を受けて、越谷市役所第三庁舎では「がやポン登録補助窓口」が設置されています。
アプリ登録を市職員がサポートしてくれる窓口で、スマホ操作に不慣れな方でも安心して手続きできる体制が整えられています。
窓口の設置期間や対応時間については、市の公式サイトで案内されているため、不安な方は事前に確認して訪問することをおすすめします。
どちらの方法を選ぶべきか
結局のところ、カード型とアプリ型、どちらを選ぶべきなのでしょうか。
カード型がおすすめの人
- スマートフォンを持っていない、または操作が苦手な人
- 個人情報の追加登録に抵抗がある人
- シンプルに使いたい人
- 利用する店舗がストアスキャン方式に対応している人
カード型であれば、届いたカードをそのまま店舗で提示するだけで使えます。
追加の登録手続きは一切不要で、高齢者や機械操作が苦手な方でも安心して利用できるのが最大のメリットです。
アプリ型がおすすめの人
- スマホ決済に慣れている人
- カードを持ち歩きたくない人
- 利用履歴や残高をスマホで管理したい人
- 利用する店舗がユーザースキャン方式にしか対応していない人
スマホ一つで決済が完結するため、財布からカードを出す手間が省けます。
また、アプリ上で残高や利用履歴を確認できるため、管理面でのメリットもあります。
ただし、一度アプリに移行すると元に戻せない点は必ず覚えておく必要があります。
ネットの声
がやポンのアプリ登録、個人情報入力多すぎて面倒。紙カードのまま使います。
SNSユーザーの声
個人情報の入力項目が多く、手続きが煩雑に感じる人は少なくないようです。
カード型でも十分使えるため、無理にアプリに移行する必要はないと考える人が多いのかもしれません。
スマホ決済派だからアプリに移行したけど、ログインが8時間で切れるのが地味に不便。
SNSユーザーの声
アプリのセキュリティ設計として、一定時間でログインが切れる仕様になっているようです。
頻繁に使う人にとっては、再ログインの手間が気になるポイントかもしれません。
高齢の親に頼まれて登録手伝ったけど、確かに手順が多くて大変だった。市役所の窓口サポートは助かります。
SNSユーザーの声
家族がサポートする場合でも、手続きの手間を感じている人がいるようです。
市役所の登録補助窓口は、こうしたニーズに応えるための施策と言えます。
アプリにしたら便利だけど、紙カードに戻せないのは盲点だった。よく確認してから移行すべき。
SNSユーザーの声
この点は公式の案内でも注意喚起されていますが、知らずに移行してしまう人もいるかもしれません。
自分の利用スタイルに合わせて慎重に選択する必要があります。
加盟店側の視点
利用者だけでなく、加盟店側にとっても「がやポン」の導入はメリットがあります。
越谷市内に店舗・事務所がある事業者は、加盟店として登録することで、「がやポン」を使った消費を取り込むことができます。
申込方法はオンラインの「加盟店申込フォーム」から行え、決済手数料・換金手数料は無料とされています。
手数料が無料という点は、小規模事業者にとって大きなメリットです。
キャッシュレス決済の導入には通常、手数料負担が発生しますが、「がやポン」ではその負担がないため、導入のハードルが低くなっています。
ただし、一定の業種・条件に該当する事業者は対象外とされており、詳細は加盟店規約で確認する必要があります。
今後の展開と注意点
「がやポン」の配布は2026年6月末頃までに完了する見込みですが、まだ届いていない家庭もある可能性があります。
配達状況については、越谷市の公式サイトで最新情報が随時更新されているため、不安な場合は確認することをおすすめします。
また、利用期限は2027年2月28日までとされていますが、加盟店によって利用開始時期が異なる場合もあるため、使いたい店舗で利用可能かどうかは事前に確認しておくと安心です。
イオンレイクタウンなどの大型施設では、施設側が対象店舗一覧を告知しているため、そうした情報も活用するとよいでしょう。
加盟店検索サイトでは、ジャンル別・エリア別に店舗を検索できる仕組みも用意されています。
まとめ
越谷市の電子クーポン「がやポン」は、カード型とアプリ型の2つの利用方法が選べる仕組みになっています。
アプリ利用を選ぶ場合は、個人情報の登録やメール認証など複数の手順が必要で、一部のユーザーからは「面倒」との声も上がっています。
ただし、紙カード型のまま利用する場合は追加の登録手続きは不要で、店舗でカードを提示するだけで使えるため、スマホ操作が苦手な方でも安心です。
どちらの方法を選ぶかは、自分の利用スタイルや通う店舗の対応状況によって判断するのがよいでしょう。
今後も新しい情報が入り次第、追記します。
追記情報
※新情報が入り次第、こちらに追記します